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カテゴリー別アーカイブ: 日記

荒木製作所NEWS~15~

皆さんこんにちは

株式会社荒木製作所の更新担当の中西です

 

~“かっこいい”だけじゃない~

 

インダストリアルブームで「見た目」の需要が増えた後、次に大きく変わったのが“生活の課題”から生まれるニーズです。
特に在宅ワークの普及や住まいのコンパクト化で、家具は単なるインテリアではなく「仕事道具」「収納装置」「動線の設計要素」になっていきます

1. デスク需要が爆発し、オーダーが増える

在宅で仕事をする人が増えると、既製品のデスクでは満足できないケースが増えます。

  • 部屋が狭くて置けない

  • 配線がごちゃつく

  • モニターを置くとたわむ

  • 高さが合わない
    こうした問題が噴出します

ここでアイアンオーダーデスクのニーズが強くなります。
鉄フレームは剛性が高く、天板を大きくしても安定しやすい。脚を細くして空間を広く見せられる。モニターアームにも耐えやすい。
“仕事を支える家具”として価値が増えたのです✨


2. 「収納×見せる」の二段構えニーズ️

在宅時間が増えると、物が増えます。資料、ガジェット、プリンター、生活用品…。
そこで求められるのが、収納とインテリアを両立した家具です。

  • アイアンフレーム+可動棚

  • 見せる棚+隠す収納の組み合わせ

  • デスク一体型シェルフ

  • 壁面収納の造作
    こうした要望が増え、家具は“空間のシステム”になります✨

オーダーでは「置くもの」が明確なので、
「この高さにこの箱を入れたい」
「プリンターが出し入れできるスライド棚が欲しい」
など、具体的な使用シーンが設計に直結します


3. 配線ニーズが一気に重要化⚡

現代の暮らしは電源だらけです。
PC、スマホ、タブレット、Wi-Fi、ゲーム、スピーカー、照明…。
デザインが良くても配線が乱れると一気に生活感が出ます

そこでオーダー家具に求められるのが、

  • ケーブル穴

  • 配線トレー

  • 電源タップ収納

  • ルーター置き場

  • コンセント位置を避けた設計
    といった“配線設計”です✨

アイアンフレームは配線を沿わせやすく、パーツ追加もしやすいので、ここで強みを発揮します️


4. 「可変性」ニーズ:暮らしは変わる

家族構成や働き方は変わります。
子どもが増える、部屋の使い方が変わる、引っ越す…。
そのため、家具に求められるのは固定ではなく“変えられること”になります。

  • 棚板を交換できる

  • 位置を変えられる

  • 分割できる

  • 拡張できる
    オーダー家具でも、未来を見据えた可変設計が求められるようになります✨


5. 安全性・メンテ性への目線も上がる

生活に密着するほど、見た目以外の要素が大切になります。

  • 角が危ない

  • サビが出ないようにしたい

  • 掃除しやすくしたい

  • 床を傷つけないようにしたい
    こうした“暮らしのリアル”がニーズになります

オーダーでは、角の丸み、足先のアジャスター、塗装の耐久性、クリア仕上げの選択など、細部で満足度が決まります✨

荒木製作所NEWS~14~

皆さんこんにちは

株式会社荒木製作所の更新担当の中西です

 

~“無骨さ”が価値になった瞬間~

 

アイアンオーダーメイド家具のニーズが大きく跳ねた時期があります。それが、インダストリアル(工業系)テイストの流行と、DIY文化の広がりです️✨
「工場っぽい」「無骨」「素材感」「古材と黒の組み合わせ」――こうした要素が“かっこいい”として支持され、鉄の存在感が一気にインテリアの中心へ近づきました。

1. “無骨さ”がインテリアの価値になった

以前は、生活感のある家具=木の温かみ、柔らかさが主流でした。そこに対して、

  • 鉄の冷たさ

  • マットな黒

  • 溶接痕の表情

  • 直線のフレーム
    が「男前」「ヴィンテージ」「かっこいい」と評価されるようになります✨

アイアン家具のニーズは、機能目的から“質感目的”へさらにシフトします。
「この線の細さが欲しい」「この鉄の表情が好き」
そんな“好みの指定”がオーダーで増えていきます


2. DIYの浸透が「鉄の可能性」を可視化した

DIYが広がると、人々は家具を“買う”だけでなく“作る・カスタムする”ようになります✨
そこで登場するのが、アイアン脚、棚受け、フレームパーツ。
「木の板+アイアン脚」で簡単にテーブルが作れると分かると、鉄は一気に身近になります。

ただ、DIYは万能ではありません。

  • 溶接できない

  • 強度計算が難しい

  • 直角精度が出ない

  • 塗装が剥がれやすい
    こうした壁にぶつかったとき、人々は“プロのオーダー”へ流れてきます
    ここでニーズは「DIYの延長」になり、
    「自分の理想を形にしたいけど、鉄の加工だけプロに頼みたい」
    という注文が増えていきます


3. オーダー要望が“パーツ”から“空間設計”へ広がる

DIY・インダストリアル人気の流れの中で、注文内容も変わります。
最初は棚受けや脚だけだったものが、次第に空間の一部を構成する「造作」へ広がります。

  • キッチンカウンターのフレーム

  • 吊り棚・吊りラック☕

  • 室内窓フレーム

  • 階段手すり・アイアン格子

  • 間仕切りパーテーション

つまり、家具単体より「空間をどう切るか」「どう見せるか」がニーズの中心になります。
アイアンオーダー家具業は“家具屋”というより、空間を線で設計する職人集団へと近づいていきます️✨


4. SNS時代の到来で「写真映え」がニーズを加速✨

この流れを決定づけたのがSNSです。
インスタグラムなどで、アイアン家具のある空間が拡散されると、
「こんな家にしたい」「この雰囲気が好き」
という憧れが大量に生まれます✨

ここでニーズは“実物を見る”前に“イメージ”で形成されるようになります。

  • このカフェの棚みたいにしたい

  • この投稿のテーブル脚が理想

  • この黒の質感が欲しい
    写真から始まるオーダーが増え、制作側には「再現力」と「提案力」が求められるようになります✨


5. 素材指定が細かくなる:黒皮鉄・焼付塗装・マットブラック

この時期、ニーズは素材のディテールへ向かいます。
同じ黒でも、テカりがあるか、マットか。
黒皮鉄の表情を残すのか、塗装で均一にするのか。
サビを出すのか、出さないのか。
仕上げが“世界観”を左右するからです。

  • 黒皮鉄風にクリア仕上げ

  • 焼付塗装で耐久性重視

  • マットブラックでミニマルに

  • 古材×鉄でヴィンテージ感
    こうした指定が増え、オーダーは“趣味の領域”へ深く入っていきます✨

 

荒木製作所NEWS~13~

皆さんこんにちは

株式会社荒木製作所の更新担当の中西です

 

~実用一点張りから「魅せる鉄」へ~

 

アイアンオーダーメイド家具業のニーズの変遷を語るとき、最初に見えてくるのは「鉄=頑丈で実用的」という価値観です✨。そもそも鉄は、日用品よりも先に“道具”や“設備”として社会に根付いてきました。工場の棚、作業台、什器、階段、手すり、門扉、柵……。ここには「とにかく壊れない」「重いものに耐える」「長く使える」という実用性のニーズがありました

しかし今、アイアン家具は「インテリアの主役」になっています️✨。その変化は突然ではなく、暮らしの価値観や住環境、働き方、SNS、素材感の流行、そして“個の時代”の到来とともに、ゆっくり積み重なってきたものです。ニーズの起点から「魅せる鉄」へ移行する序章を丁寧に追いかけます


1. 「丈夫で長持ち」が第一の時代

アイアン家具の原点のニーズは明確です。「とにかく強い」✨。木や樹脂では歪む、たわむ、割れる、燃える…そんな場面で鉄は頼れる存在でした。
特に“業務用”の世界では、毎日使う・汚れる・ぶつける・重量物を置くという過酷な条件が当たり前。ここではデザインよりも耐久性が優先されます

  • 厨房で使うラック

  • 工場の工具台

  • 倉庫の棚

  • 店舗の什器️

こうした領域で、鉄製の家具・什器は「壊れない道具」として確固たるニーズを持ちました。
この時代のオーダーメイド要望は、サイズや耐荷重、用途の最適化が中心。「見た目」より「機能」です✅


2. 住宅の洋風化が「インテリア素材としての鉄」を呼んだ✨

暮らしの中に鉄が入り込む大きなきっかけは、住宅の洋風化やインテリアの多様化です。
床座中心の生活から椅子・テーブル中心へ、和室中心からLDKへ、造作家具やキッチンの意匠へのこだわりへ…。住まいが“選ぶもの”になった時、素材の選択肢として鉄が浮上します✨

特に木だけでは出せない「線の細さ」「シャープさ」「無機質の美しさ」が、空間に緊張感と洗練をもたらします
たとえば、アイアン脚のテーブルは、天板の木目を引き立てる名脇役。アイアンの棚受けは、壁をギャラリーのように見せる。鉄のフレームは空間を“締める”働きをします✨

ここでニーズは少し変化します。
「強いから鉄」➡️「空間をかっこよくしたいから鉄」へ


3. カフェ文化とショップ什器が“雰囲気づくり”を加速☕️

カフェやセレクトショップ、美容室など、店舗の世界では「雰囲気=価値」になっていきます。
木×鉄、黒皮鉄、古材、モルタル、レンガ…。こうした素材の組み合わせが“世界観”を作り、写真映えやブランドの個性に直結します✨

その結果、什器のニーズは「置ければいい」から「世界観を表現したい」に変わります。

  • レジカウンターの脚をアイアンで造作

  • ハンガーラックを黒皮鉄で制作

  • 飾り棚をフレームで構成️

  • 看板フレームやディスプレイ台も鉄で統一

この時期、アイアンオーダー家具業は“機能屋”から“空間演出のパートナー”へと役割を広げていきました✨


4. 「既製品では合わない」から始まるオーダーの本質

オーダー家具のニーズが生まれる理由はシンプルです。既製品では合わないから。
でも、それは単に「サイズが違う」という話だけではありません。

  • この壁の幅ぴったりに棚を入れたい

  • 置きたい物の高さに合わせたい

  • 配線やコンセント位置を避けたい

  • 掃除ロボが通れる高さにしたい

  • 子どもが触っても安全な角丸にしたい

  • 店の動線に合う形にしたい

暮らしが多様化するほど、“ぴったり”の価値が上がります✨
この「合わせる技術」において、鉄は加工自由度が高く、溶接・曲げ・穴あけ・塗装などで形を自在に作れます️

ここでニーズは「強い」だけではなく、「自由に設計できる」ことへと広がっていきます✨


5. この時代のキーワードは「実用」と「雰囲気」の二刀流⚔️

ニーズの変遷の第一段階をまとめると、アイアン家具は
✅耐久性の道具
✅空間演出の素材
という二つの顔を持つようになった時期です。

この土台があるからこそ、次の時代に「SNS」「DIY」「ミニマル」「サステナブル」「一点もの」へと爆発的にニーズが拡張していきます✨

 

荒木製作所NEWS~12~

皆さんこんにちは

株式会社荒木製作所の更新担当の中西です

 

職人の誇りがカタチ

 

アイアンオーダー家具制作業の魅力は、作品がカッコいいだけではありません。
この仕事が本当に価値を持つのは、“人の暮らしを変える力”があるからです。
そしてその変化は、作り手の誇りと直結します。今回は、仕事としての魅力を、リアルに深掘りしていきます😊✨


1)「ありがとう」が目の前で返ってくる仕事😊🙏

オーダー家具は、完成した瞬間にお客様の反応が見えます。
設置した瞬間、空間が変わり、表情が変わる。
「想像以上です!」
「このサイズ、まさに探してた!」
この言葉が、作り手の心に刺さります🖤✨

量産品では味わいにくい、“直接届く感謝”があるのが魅力です。


2)技術が積み重なり、作品の“格”が上がっていく📈🔥

溶接が上達すると、線が美しくなる。
研磨が丁寧になると、触り心地が変わる。
塗装の知識が増えると、耐久性が上がる。
構造理解が深まると、強度とデザインの両立ができる。

努力がそのまま作品に出る。
だからこそ、成長が実感しやすい仕事です💪✨


3)地域密着でも、全国でも勝負できる📦🌍

オーダー家具は基本的に地域密着の商売です。
でもSNSやEC、施工事例の発信で、全国から依頼が来る時代になりました📱✨

  • Instagramで制作過程を発信

  • 施工事例をブログで紹介

  • ブランドとして世界観を作る

  • 店舗什器の実績を積む

こうした積み重ねで、工房が“ブランド”になります🖤🔥
小さな工房でも、唯一無二の価値で勝負できるのが今の面白さです。


4)異業種と組める仕事🤝🏠

アイアン家具制作は、建築・内装・店舗設計と相性抜群。
工務店、設計事務所、インテリアコーディネーター、美容室・飲食店オーナー…。
いろんなプロと一緒に空間を作れます🏗️✨

“家具”という枠を超えて、空間全体に関われるのも魅力です。


5)これからの可能性:アイアンは“サステナブル”にも強い🌱🖤

長く使える=捨てない。
修理できる=循環する。
再塗装や部品交換で生まれ変わる。
アイアン家具は、実はサステナブルな選択でもあります🌍✨

今後、長持ちする本物志向が強まれば、オーダー家具の価値はさらに上がります🔥


まとめ:アイアンオーダー家具制作業の魅力🖤

✅ 暮らしを変える一点モノを作れる
✅ 技術と美意識が作品に出る
✅ お客様の反応が直に見える
✅ 空間づくりに深く関われる
✅ 発信でブランド化しやすい
✅ 長く愛される“本物”を作れる

荒木製作所NEWS~11~

皆さんこんにちは

株式会社荒木製作所の更新担当の中西です

 

“デザインの力”✨

 

アイアン家具は、部屋の主役にもなれば、名脇役にもなります。
一本の黒いラインが入るだけで、空間は締まり、雰囲気が変わり、暮らしのテンションが上がる。
これはアイアンが持つ“線の強さ”と“素材感”が、空間に与える影響が大きいからです。今回は、アイアンオーダー家具が生むデザインの魅力を、具体的なイメージに落として紹介します


1)アイアンは“線”で空間を整える

インテリアで大切なのは、実は「線の整理」です。
家具や建具、窓枠、照明。線がバラバラだと、部屋は落ち着きません。
アイアンは、線をシャープに揃え、空間を引き締める力があります✨

例えば、木の温かい空間にアイアンの黒を入れると、甘さが締まり“上質感”が出ます
逆にコンクリート系の無機質な空間に入れると、世界観が完成します️✨


2)人気のオーダー例①:アイアン脚テーブル️

木天板+アイアン脚の組み合わせは定番。
でもオーダーなら、脚の形や太さ、位置、高さ、天板の厚みまで自由です。

  • ダイニングを広く見せたい➡️脚を内側に

  • 子どもがぶつかりやすい➡️角を丸く

  • 掃除ロボ対応➡️脚間の高さ確保

  • ベンチと合わせる➡️脚の内寸を調整

既製品では叶いにくい“生活に寄り添った美しさ”が実現できます✨


3)人気のオーダー例②:壁面シェルフ・オープン棚

壁を活かす棚は、部屋を広く見せる効果があります。
アイアンフレーム+木棚板で、圧迫感を抑えながら収納を増やせます。

  • 見せる収納(植物・本・器)

  • キッチンのスパイス棚

  • 洗面所のタオル棚

  • 玄関の飾り棚

オープン棚は“生活感が出やすい”という欠点もありますが、オーダーなら棚板の高さや奥行きを調整し、生活感を抑えた設計が可能です✅


4)人気のオーダー例③:ハンガーラック・什器

アイアンのハンガーラックは、店舗でも住宅でも人気。
オーダーなら、丈の長いコートも掛けられる高さ、棚板の追加、キャスター付きなど自由自在です。

特に店舗什器では、耐荷重と見た目の両立が重要。
服を掛けてもたわまない強度、そして“ブランドの世界観”を表現するデザイン。
アイアンはその両方を叶えられます✨


5)人気のオーダー例④:階段手すり・アイアンパーテーション

家具だけでなく、手すりや間仕切りもアイアンが映えます。
黒い手すりが入るだけで、家全体が“設計された空間”に見える。
パーテーションは、抜け感を残しながら空間を区切れるので、ワンルームや店舗に最適です✨


6)オーダーの本当の魅力:その家・その店にしかない“正解”を作れる

オーダー家具は、空間・人・暮らしに合わせた“唯一の正解”を作れます。
既製品は万人向け。オーダーは“あなた向け”。
この違いが、満足度を大きく変えます✨

次回は最終回。職人の仕事としての魅力、地域密着・ブランド化、そしてお客様との関係性など「仕事としてのやりがい」をまとめます️

荒木製作所NEWS~10~

皆さんこんにちは

株式会社荒木製作所の更新担当の中西です

 

家具ができるまでの物語️

 

アイアンのオーダー家具は、完成品だけを見ると「かっこいい!」で終わってしまいがち。でも本当の魅力は、完成に至るまでの工程に詰まっています。
相談から設計、素材選び、加工、溶接、研磨、塗装、納品…。その一つひとつに“技術”と“気遣い”があり、だからこそ一点モノの価値が生まれます。今回は、アイアンオーダー家具制作の流れを、まるで制作の舞台裏を覗くように紹介します✨


1)ヒアリング:お客様の“理想”と“困りごと”を言語化する️

オーダー家具制作の最初の仕事は、実は鉄を切ることでも溶接することでもありません。
まずは「何のために作るのか」を徹底的に聞くことから始まります✨

  • どこに置く?(設置場所)

  • 何を置く?(使用目的)

  • 誰が使う?(家族構成・動線)‍‍‍

  • どんな雰囲気にしたい?(テイスト)

  • 掃除のしやすさは?(床との距離)

  • 既存の家具や床材との相性は?

「見た目が良い」だけでは使いにくい。逆に「便利」だけでもテンションが上がらない。
このバランスを探るのが、オーダーの醍醐味です


2)採寸・現地確認:ミリ単位で“未来の不満”を潰す

既製品との最大の違いがここ。
現地で採寸し、壁の歪み、巾木、コンセント、梁、窓枠、床の傾きまで確認します。

例えば棚をピッタリ作ると、巾木が干渉して壁に付かないことがあります。
だから背面を逃がす加工をする、脚の位置をずらす、固定方法を変える。
こういう“未来の不満”を先に潰すのがプロの仕事です✅

さらに、搬入経路も重要です
玄関幅、階段、廊下の曲がり角。
作る前に確認しないと、完成しても入らない…なんて悲劇が起きます
オーダー家具制作は、設計と現場の両方を理解しているからこそ成立します。


3)設計:線の美しさと強度の両立を考える⚙️

アイアン家具の設計は、見た目のデザインだけではなく、構造の理屈が必要です。

  • たわまないか?

  • 揺れないか?

  • 溶接箇所はどこが最適か?

  • ビスの位置は目立たないか?

  • 人が当たる部分の角は危なくないか?

鉄は強いですが、細くしすぎればしなります。
逆に太くしすぎれば重く、圧迫感が出ます。
「線を細く見せたいけど強度は欲しい」
この葛藤を解くのが、設計の腕の見せどころです


4)加工:切る・穴を開ける・曲げる——精度が命

材料が決まれば加工工程へ。
鉄を切断し、穴を開け、曲げる。
この段階で精度が出ていないと、組んだ時に歪みます。

特に曲げ加工は難しい。
同じ角度でも曲げる位置がズレれば全体が狂います。
ここに職人の経験が出ます✨


5)溶接:鉄を“つなぐ”のではなく“形にする”️

溶接はアイアン家具制作の中心。
ただくっつけばOKではありません。

  • 熱で歪む

  • 溶接痕が目立つ

  • ビードが荒いと安っぽく見える

  • 強度が不足すると危険

だから、溶接は“技術”と“美意識”の両方が必要です✨
目立つ場所は美しく、見えない場所は強度重視。
場所によって溶接方法や仕上げ方を変えるのもプロの仕事です。


6)研磨・仕上げ:触り心地で価値が決まる✨️

アイアン家具の格を決めるのは、実は研磨です。
角を落とす、手触りを滑らかにする、溶接痕を整える。
この工程が丁寧だと、同じ形でも“高級感”が出ます

お客様は見た目だけでなく、毎日触れます。
だから触り心地は、暮らしの満足度に直結します️


7)塗装・防錆:美しさと耐久性を守る️

鉄は錆びます。
だからこそ、防錆処理と塗装が重要。
粉体塗装、焼付塗装、ウレタン塗装、オイル仕上げ、蜜蝋…。用途や環境(屋内・屋外)に合わせて選びます。

艶あり黒でクールに
艶消しで落ち着いた雰囲気に
クリアで鉄の表情を出す✨
塗装は“色を付ける”だけではなく、“空間に馴染ませる”工程です


8)納品・設置:最後に“空間の一部”になる

現地で設置し、水平を見て微調整し、固定する。
この瞬間、家具は“作品”から“生活道具”になります。
そしてお客様の「うわ、想像以上!」という表情を見るのが、作り手にとって最高の瞬間です✨

荒木製作所NEWS~9~

皆さんこんにちは

株式会社荒木製作所の更新担当の中西です

 

一生モノを“鉄”でつくる

 

「部屋の雰囲気を変えたい」「既製品だとしっくりこない」「長く使える本物が欲しい」——そんな想いが高まるほど、注目されるのがアイアンのオーダー家具です。鉄という素材は、無機質で冷たい印象を持たれがち。でも、手をかけて形にすると、驚くほど“温かく”、そして“暮らしに馴染む”表情を見せます。今回は、アイアンオーダー家具制作業の魅力を、ものづくりの視点とお客様の暮らしの視点、両方から深く掘り下げていきます😊✨


1)アイアン家具の魅力は「強さ」だけじゃない💪🖤

アイアン=頑丈。これは間違いありません。
でも本当の魅力は、単に壊れにくいということだけではなく、「強さがデザインになる」ことです。

例えば、木製家具では太くしないと強度が出ない部分も、アイアンなら細くても強い。だから、脚をシャープにして軽やかに見せたり、天板を浮かせたように見せたり、線の美しさを活かしたデザインができます✨
“強度”が“美しさ”に直結する素材って、実は珍しいんです。🧲

さらに、アイアンは経年変化も魅力。塗装の擦れ、手の脂で艶が出る部分、少しずつ深まる黒。革靴やデニムのように、使い込むほど味が出るんです👞🖤
「新品の完成」じゃなく「使いながら育てる完成」。これがアイアン家具のロマンです😊


2)オーダー家具は“暮らしの課題”を解決する🔧🏠

オーダー家具が求められる理由は、デザインだけではありません。むしろ多くの人は、暮らしの中の“困りごと”をきっかけに相談されます。

  • 置きたい場所が微妙なサイズで既製品が合わない📏

  • 収納が足りないけど圧迫感は出したくない🧺

  • キッチンの作業台を広げたい🍳

  • 洗面所のスペースを有効活用したい🧴

  • 店舗の導線に合う什器が欲しい🏬

  • インダストリアルな世界観に統一したい🖤

こういう「生活の不便」や「空間の悩み」を、寸法・構造・素材・デザインの力で解決するのがオーダー家具制作業。
つまり、単なる製造業ではなく、暮らしを編集する“空間設計の仕事”でもあるんです✨

オーダーは、ミリ単位の調整も可能。巾木を避ける、コンセント位置を活かす、掃除機が通る高さを確保する、棚板の厚みや枚数を変える…。
こうした細かい配慮が、使い心地の差を生みます😊🔍


3)一つひとつが“作品”になる仕事🎨🛠️

アイアンオーダー家具制作の現場は、量産とは真逆です。
型が決まっているわけではなく、毎回条件が違う。だからこそ、製作する側の技術とセンスが問われます。

  • 図面の理解と提案力📐

  • 強度計算と構造の知識🧠

  • 溶接技術🔥

  • 研磨・仕上げの美意識✨

  • 塗装や防錆処理のノウハウ🎨

  • 木材やガラスなど異素材との相性🤝

アイアンは“溶接すれば終わり”ではありません。
特に魅力が出るのは仕上げ。角を落として触り心地を良くする、溶接痕を整える、塗装の艶を抑える、ビス位置を隠す…。細部の積み重ねで、同じ形でも“格”が変わります🖤✨

そして、完成した家具が空間に収まった瞬間、ただの鉄が「暮らしの中心」になります。
「このテーブルが来てから、家族がここに集まるようになった」
「この棚のおかげで、片付けが習慣になった」
そんな言葉をもらえるのが、この仕事の最大の報酬です😊🌈


4)“店づくり”に関わる面白さも大きい🏬⚙️

アイアン家具は住宅だけでなく、店舗什器としても人気です。
カフェのカウンター、アパレルのハンガーラック、美容室のミラー枠、パン屋の陳列棚…。アイアンは空間のコンセプトを一気に決める力があります☕️👕✂️

店舗は“世界観”が売上に直結します。
お客様が入った瞬間に感じる「好き」が、購買意欲を引き上げる。
アイアン制作業は、その“第一印象”を形にする仕事でもあります✨


5)アイアンオーダー家具制作業の魅力まとめ🖤

✅ 鉄の強さを美しさに変える素材の魅力
✅ 暮らしの課題をミリ単位で解決できる
✅ 一点モノ=毎回が作品
✅ 住宅も店舗も、空間の価値を上げられる
✅ 使い込むほど味が出て、一生モノになる

荒木製作所NEWS~8~

皆さんこんにちは

株式会社荒木製作所の更新担当の中西です

 

さて今回は

~オーダー家具製作~

 

オーダーメイド家具は、“ただの買い物”ではありません。
それは、作り手と使い手が一緒に形を作り上げる共創のプロセスです。
ここでは、アイアンオーダー家具が完成するまでの流れをご紹介します️


Step 1:ヒアリングとデザイン構想

まずは、お客様の“理想のイメージ”をお聞きします。
「カフェのような雰囲気にしたい」「無骨な黒鉄で統一したい」
「収納力を上げつつスッキリ見せたい」――どんな要望もOKです!

用途・サイズ・設置場所の寸法を確認し、
スケッチやCAD図面でイメージを共有。
色味・質感・脚の太さなども、その場で細かく決めていきます✍️


⚙️ Step 2:素材と塗装の選定

アイアンの塗装は、黒・グレー・アンティーク調・クリア仕上げなど様々。
木材も、オーク・ウォールナット・アッシュなどから選べます。
それぞれの素材に合う塗装を提案し、
空間全体のバランスを見ながら最適な組み合わせを導き出します


Step 3:製作と仕上げ

熟練の職人が、鉄をカットし、溶接し、研磨していきます。
熱を加える瞬間、鉄が赤く輝き、音を立てて融合していく。
その瞬間こそ、モノづくりの醍醐味です。
最後に塗装・乾燥を行い、数日かけて美しく仕上げます✨


Step 4:納品と設置

完成した家具は、丁寧に梱包してお届けします。
設置時は水平を調整し、床との馴染みまで確認。
「ここに置いた瞬間、空間が完成する」――
そんな感動をお届けできるよう、最後まで責任を持って対応します。


Step 5:アフターサポート

オーダー家具は「作って終わり」ではありません。
塗装のメンテナンス、再塗装、サイズ変更など、
長く使っていただくためのアフターケアも承っています。
“10年後も美しい家具”を目指して、職人が責任を持ってサポートします


まとめ

オーダーメイド家具づくりは、まさに“共に作る芸術”。
お客様の想いと職人の技が交わることで、
この世に二つとない家具が誕生します。
それは単なるインテリアではなく、人生の一部になる存在です

荒木製作所NEWS~7~

皆さんこんにちは

株式会社荒木製作所の更新担当の中西です

 

さて今回は

~空間デザインの魅力~

 

 

「鉄」と聞くと、どこか工業的で冷たい印象を持つ人も多いかもしれません。
しかし、実際にアイアン家具を取り入れた空間は、
不思議とあたたかく、居心地のよい雰囲気に包まれます


空間に“締まり”を与える素材

アイアン家具は、空間の“輪郭”を美しく整える素材です。
木目や布などの柔らかな素材に対して、鉄のフレームが空間を引き締めます。
たとえば、ナチュラルインテリアに黒い鉄脚のテーブルを合わせると、
全体が引き締まり、空間に深みが生まれます。

「やさしさ×無骨さ」――この対比こそ、
アイアン家具の最大のデザイン効果です✨


空間ごとのおすすめ活用術

リビング:テレビボードやセンターテーブルをアイアン脚で軽やかに。
 視線が抜けて、広々と見せる効果があります。

キッチン:アイアン棚で収納を見せるスタイルに。
 ガラス×鉄の組み合わせで、カフェのような雰囲気に☕️

玄関:シューズラックやコートハンガーをオーダーすれば、
 生活感を抑えつつ、スタイリッシュな印象に。

オフィス:無骨なスチールデスクやラックは、集中力を高める空間づくりにも最適です。


経年変化を“味”として楽しむ

木製家具が「色の深まり」で変化するように、
アイアン家具は「艶と風合い」で時間を感じさせます。
指先で触れた跡が、いつの間にか質感の一部になる。
それは、“使い続ける喜び”の証です。

また、定期的にオイルを塗ることで防錆効果を高め、
半永久的に美しさを維持することもできます。
素材と向き合う時間もまた、暮らしの豊かさの一つです


デザインと実用性を両立

オーダー家具の魅力は、“見た目”と“使いやすさ”の共存。
高さ、奥行き、棚の幅、取っ手の形――
ミリ単位で設計できるからこそ、
お客様一人ひとりの生活動線に合わせた家具が完成します。

「デザイン家具=飾り」ではなく、
**“日常に寄り添う機能美”**を追求するのが私たちのこだわりです


まとめ

アイアン家具は、空間を「格好よくする」ためのものではありません。
それは、暮らしを整え、心を穏やかにするためのパートナー
冷たく見えて、実は温かい。
それが鉄の不思議な力です✨

荒木製作所NEWS~6~

皆さんこんにちは

株式会社荒木製作所の更新担当の中西です

 

さて今回は

~魔法の工程~

 

 

鉄の棒や板が、リビングを彩る家具になるまで。
その過程は、まるで工芸のような緻密さと情熱に満ちています
今回は、アイアンオーダーメイド家具の制作現場をのぞいてみましょう。


素材の選定から始まるストーリー

オーダー家具の製作は、“材料選び”から始まります。
同じ「鉄」といっても、厚み・硬度・加工性が異なり、
家具の用途によって最適な種類を選ぶ必要があります。

・テーブル脚:丸鋼や角パイプを使用し、安定性と美観を両立
・棚フレーム:軽量フラットバーでスタイリッシュに
・什器やラック:厚みのあるスチールで耐荷重を確保

お客様が求めるデザインと強度のバランスを取りながら、
図面を起こし、ミリ単位で設計していきます


加工・溶接の世界

鉄を「家具」にする最大の工程――それが溶接です。
火花が散り、金属同士が一体となる瞬間。
そこには、長年の経験と感覚が必要です。
温度が高すぎると焼け過ぎ、低すぎると接合が弱くなる。
“鉄の声を聴く”ように、職人は溶接を行います。

研磨もまた、重要な工程です。
一点一点手作業で削り、滑らかに磨き上げることで、
触れたときの手触りや光の反射まで計算されています✨


塗装と仕上げで印象が決まる

塗装は、家具の印象を大きく左右する要素。
マットブラックで無骨に仕上げるか、
アンティーク調のブロンズ塗装で温かみを出すか。
使う空間や照明の色温度まで考慮して選定します。

最近では“クリア塗装”も人気です。
鉄の焼け跡や溶接痕をあえて残すことで、
「素材の表情」をそのまま楽しむデザインが増えています


組み立てと最終調整

完成後は、実際の使用環境を想定して最終チェック。
ぐらつきや歪みがないか、細部まで調整します。
「1mmの誤差も許さない」――それがオーダー家具の信頼です。

家具をお届けした後、お客様が笑顔で「思っていた以上です」と言ってくださる瞬間。
それが、職人にとって何よりのご褒美なのです


まとめ

鉄を曲げ、溶かし、磨き、仕上げる――
すべての工程に“人の手”が関わるのが、オーダーメイド家具の魅力です。
無機質な素材に「命」を吹き込むのは、人の技と情熱。
それが、職人がアイアン家具を作り続ける理由です⚒️✨