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月別アーカイブ: 2025年11月

荒木製作所NEWS~8~

皆さんこんにちは

株式会社荒木製作所の更新担当の中西です

 

さて今回は

~オーダー家具製作~

 

オーダーメイド家具は、“ただの買い物”ではありません。
それは、作り手と使い手が一緒に形を作り上げる共創のプロセスです。
ここでは、アイアンオーダー家具が完成するまでの流れをご紹介します️


Step 1:ヒアリングとデザイン構想

まずは、お客様の“理想のイメージ”をお聞きします。
「カフェのような雰囲気にしたい」「無骨な黒鉄で統一したい」
「収納力を上げつつスッキリ見せたい」――どんな要望もOKです!

用途・サイズ・設置場所の寸法を確認し、
スケッチやCAD図面でイメージを共有。
色味・質感・脚の太さなども、その場で細かく決めていきます✍️


⚙️ Step 2:素材と塗装の選定

アイアンの塗装は、黒・グレー・アンティーク調・クリア仕上げなど様々。
木材も、オーク・ウォールナット・アッシュなどから選べます。
それぞれの素材に合う塗装を提案し、
空間全体のバランスを見ながら最適な組み合わせを導き出します


Step 3:製作と仕上げ

熟練の職人が、鉄をカットし、溶接し、研磨していきます。
熱を加える瞬間、鉄が赤く輝き、音を立てて融合していく。
その瞬間こそ、モノづくりの醍醐味です。
最後に塗装・乾燥を行い、数日かけて美しく仕上げます✨


Step 4:納品と設置

完成した家具は、丁寧に梱包してお届けします。
設置時は水平を調整し、床との馴染みまで確認。
「ここに置いた瞬間、空間が完成する」――
そんな感動をお届けできるよう、最後まで責任を持って対応します。


Step 5:アフターサポート

オーダー家具は「作って終わり」ではありません。
塗装のメンテナンス、再塗装、サイズ変更など、
長く使っていただくためのアフターケアも承っています。
“10年後も美しい家具”を目指して、職人が責任を持ってサポートします


まとめ

オーダーメイド家具づくりは、まさに“共に作る芸術”。
お客様の想いと職人の技が交わることで、
この世に二つとない家具が誕生します。
それは単なるインテリアではなく、人生の一部になる存在です

荒木製作所NEWS~7~

皆さんこんにちは

株式会社荒木製作所の更新担当の中西です

 

さて今回は

~空間デザインの魅力~

 

 

「鉄」と聞くと、どこか工業的で冷たい印象を持つ人も多いかもしれません。
しかし、実際にアイアン家具を取り入れた空間は、
不思議とあたたかく、居心地のよい雰囲気に包まれます


空間に“締まり”を与える素材

アイアン家具は、空間の“輪郭”を美しく整える素材です。
木目や布などの柔らかな素材に対して、鉄のフレームが空間を引き締めます。
たとえば、ナチュラルインテリアに黒い鉄脚のテーブルを合わせると、
全体が引き締まり、空間に深みが生まれます。

「やさしさ×無骨さ」――この対比こそ、
アイアン家具の最大のデザイン効果です✨


空間ごとのおすすめ活用術

リビング:テレビボードやセンターテーブルをアイアン脚で軽やかに。
 視線が抜けて、広々と見せる効果があります。

キッチン:アイアン棚で収納を見せるスタイルに。
 ガラス×鉄の組み合わせで、カフェのような雰囲気に☕️

玄関:シューズラックやコートハンガーをオーダーすれば、
 生活感を抑えつつ、スタイリッシュな印象に。

オフィス:無骨なスチールデスクやラックは、集中力を高める空間づくりにも最適です。


経年変化を“味”として楽しむ

木製家具が「色の深まり」で変化するように、
アイアン家具は「艶と風合い」で時間を感じさせます。
指先で触れた跡が、いつの間にか質感の一部になる。
それは、“使い続ける喜び”の証です。

また、定期的にオイルを塗ることで防錆効果を高め、
半永久的に美しさを維持することもできます。
素材と向き合う時間もまた、暮らしの豊かさの一つです


デザインと実用性を両立

オーダー家具の魅力は、“見た目”と“使いやすさ”の共存。
高さ、奥行き、棚の幅、取っ手の形――
ミリ単位で設計できるからこそ、
お客様一人ひとりの生活動線に合わせた家具が完成します。

「デザイン家具=飾り」ではなく、
**“日常に寄り添う機能美”**を追求するのが私たちのこだわりです


まとめ

アイアン家具は、空間を「格好よくする」ためのものではありません。
それは、暮らしを整え、心を穏やかにするためのパートナー
冷たく見えて、実は温かい。
それが鉄の不思議な力です✨

荒木製作所NEWS~6~

皆さんこんにちは

株式会社荒木製作所の更新担当の中西です

 

さて今回は

~魔法の工程~

 

 

鉄の棒や板が、リビングを彩る家具になるまで。
その過程は、まるで工芸のような緻密さと情熱に満ちています
今回は、アイアンオーダーメイド家具の制作現場をのぞいてみましょう。


素材の選定から始まるストーリー

オーダー家具の製作は、“材料選び”から始まります。
同じ「鉄」といっても、厚み・硬度・加工性が異なり、
家具の用途によって最適な種類を選ぶ必要があります。

・テーブル脚:丸鋼や角パイプを使用し、安定性と美観を両立
・棚フレーム:軽量フラットバーでスタイリッシュに
・什器やラック:厚みのあるスチールで耐荷重を確保

お客様が求めるデザインと強度のバランスを取りながら、
図面を起こし、ミリ単位で設計していきます


加工・溶接の世界

鉄を「家具」にする最大の工程――それが溶接です。
火花が散り、金属同士が一体となる瞬間。
そこには、長年の経験と感覚が必要です。
温度が高すぎると焼け過ぎ、低すぎると接合が弱くなる。
“鉄の声を聴く”ように、職人は溶接を行います。

研磨もまた、重要な工程です。
一点一点手作業で削り、滑らかに磨き上げることで、
触れたときの手触りや光の反射まで計算されています✨


塗装と仕上げで印象が決まる

塗装は、家具の印象を大きく左右する要素。
マットブラックで無骨に仕上げるか、
アンティーク調のブロンズ塗装で温かみを出すか。
使う空間や照明の色温度まで考慮して選定します。

最近では“クリア塗装”も人気です。
鉄の焼け跡や溶接痕をあえて残すことで、
「素材の表情」をそのまま楽しむデザインが増えています


組み立てと最終調整

完成後は、実際の使用環境を想定して最終チェック。
ぐらつきや歪みがないか、細部まで調整します。
「1mmの誤差も許さない」――それがオーダー家具の信頼です。

家具をお届けした後、お客様が笑顔で「思っていた以上です」と言ってくださる瞬間。
それが、職人にとって何よりのご褒美なのです


まとめ

鉄を曲げ、溶かし、磨き、仕上げる――
すべての工程に“人の手”が関わるのが、オーダーメイド家具の魅力です。
無機質な素材に「命」を吹き込むのは、人の技と情熱。
それが、職人がアイアン家具を作り続ける理由です⚒️✨

荒木製作所NEWS~5~

皆さんこんにちは

株式会社荒木製作所の更新担当の中西です

 

さて今回は

~暮らしの美学~

 

無骨でありながら、どこか温かい。
そんな魅力を放つ「アイアン家具」。
一見“冷たい素材”に思われがちな鉄ですが、職人の手を通して磨かれたアイアンは、
木や革と組み合わせることで、唯一無二の温もりある空間を作り出します


アイアン家具の真髄とは?

アイアン家具の魅力は、何よりも「素材そのものの存在感」です。
溶接の焼け跡、塗装のムラ、わずかな艶――
それらすべてが“一点ものの味わい”となります。
私たち職人は、無機質な鉄に“魂”を吹き込む仕事をしているのです

木製家具が「経年変化で味わいを増す」ように、
アイアン家具もまた、使い込むほどに深みを帯びます。
日々の生活で少しずつつく擦れ跡が、その人の暮らしの“歴史”となって残る。
それがオーダーメイド家具の本質だと考えています。


オーダーならではのデザイン自由度

既製品の家具では感じられない最大の魅力――それは**「自由な発想」**です。
たとえば、リビングテーブルの脚を“交差デザイン”にしたり、
キッチン棚の支柱を“細めのフレーム”で仕上げて軽やかに見せたり。

使う人の生活動線、部屋の光の入り方、床材との相性まで考慮して、
最もバランスの取れた形を提案します。

「強く、軽く、美しく」――
アイアンはそのすべてを叶える素材。
デザインの幅が無限に広がるのも、この金属ならではの魅力です✨


木との調和が生むやさしさ

鉄と木。
一見、相反する素材のようですが、この組み合わせこそ最も人気があります。
ブラックアイアンのフレームにナチュラルなオーク天板――
このコントラストが、空間に心地よいリズムを生みます。

さらに、オイル仕上げの木材を合わせることで、
時間の経過とともに木の色味が深まり、鉄の艶と調和していく。
“経年変化を楽しむ家具”こそ、オーダーメイドの醍醐味です


まとめ

鉄は「冷たい」素材ではありません。
手を加え、形を与え、磨き上げたその先には、
**人の暮らしを支える“温かな存在”**があります。
無骨でありながら、やさしい――
それがアイアン家具の本当の姿なのです