皆さんこんにちは
株式会社荒木製作所の更新担当の中西です
~“かっこいい”だけじゃない~
インダストリアルブームで「見た目」の需要が増えた後、次に大きく変わったのが“生活の課題”から生まれるニーズです。
特に在宅ワークの普及や住まいのコンパクト化で、家具は単なるインテリアではなく「仕事道具」「収納装置」「動線の設計要素」になっていきます
在宅で仕事をする人が増えると、既製品のデスクでは満足できないケースが増えます。
部屋が狭くて置けない
配線がごちゃつく
モニターを置くとたわむ
高さが合わない
こうした問題が噴出します
ここでアイアンオーダーデスクのニーズが強くなります。
鉄フレームは剛性が高く、天板を大きくしても安定しやすい。脚を細くして空間を広く見せられる。モニターアームにも耐えやすい。
“仕事を支える家具”として価値が増えたのです✨
在宅時間が増えると、物が増えます。資料、ガジェット、プリンター、生活用品…。
そこで求められるのが、収納とインテリアを両立した家具です。
アイアンフレーム+可動棚
見せる棚+隠す収納の組み合わせ
デスク一体型シェルフ
壁面収納の造作
こうした要望が増え、家具は“空間のシステム”になります✨
オーダーでは「置くもの」が明確なので、
「この高さにこの箱を入れたい」
「プリンターが出し入れできるスライド棚が欲しい」
など、具体的な使用シーンが設計に直結します
現代の暮らしは電源だらけです。
PC、スマホ、タブレット、Wi-Fi、ゲーム、スピーカー、照明…。
デザインが良くても配線が乱れると一気に生活感が出ます
そこでオーダー家具に求められるのが、
ケーブル穴
配線トレー
電源タップ収納
ルーター置き場
コンセント位置を避けた設計
といった“配線設計”です✨
アイアンフレームは配線を沿わせやすく、パーツ追加もしやすいので、ここで強みを発揮します️
家族構成や働き方は変わります。
子どもが増える、部屋の使い方が変わる、引っ越す…。
そのため、家具に求められるのは固定ではなく“変えられること”になります。
棚板を交換できる
位置を変えられる
分割できる
拡張できる
オーダー家具でも、未来を見据えた可変設計が求められるようになります✨
生活に密着するほど、見た目以外の要素が大切になります。
角が危ない
サビが出ないようにしたい
掃除しやすくしたい
床を傷つけないようにしたい
こうした“暮らしのリアル”がニーズになります
オーダーでは、角の丸み、足先のアジャスター、塗装の耐久性、クリア仕上げの選択など、細部で満足度が決まります✨
皆さんこんにちは
株式会社荒木製作所の更新担当の中西です
~“無骨さ”が価値になった瞬間~
アイアンオーダーメイド家具のニーズが大きく跳ねた時期があります。それが、インダストリアル(工業系)テイストの流行と、DIY文化の広がりです️✨
「工場っぽい」「無骨」「素材感」「古材と黒の組み合わせ」――こうした要素が“かっこいい”として支持され、鉄の存在感が一気にインテリアの中心へ近づきました。
以前は、生活感のある家具=木の温かみ、柔らかさが主流でした。そこに対して、
鉄の冷たさ
マットな黒
溶接痕の表情
直線のフレーム
が「男前」「ヴィンテージ」「かっこいい」と評価されるようになります✨
アイアン家具のニーズは、機能目的から“質感目的”へさらにシフトします。
「この線の細さが欲しい」「この鉄の表情が好き」
そんな“好みの指定”がオーダーで増えていきます
DIYが広がると、人々は家具を“買う”だけでなく“作る・カスタムする”ようになります✨
そこで登場するのが、アイアン脚、棚受け、フレームパーツ。
「木の板+アイアン脚」で簡単にテーブルが作れると分かると、鉄は一気に身近になります。
ただ、DIYは万能ではありません。
溶接できない
強度計算が難しい
直角精度が出ない
塗装が剥がれやすい
こうした壁にぶつかったとき、人々は“プロのオーダー”へ流れてきます
ここでニーズは「DIYの延長」になり、
「自分の理想を形にしたいけど、鉄の加工だけプロに頼みたい」
という注文が増えていきます
DIY・インダストリアル人気の流れの中で、注文内容も変わります。
最初は棚受けや脚だけだったものが、次第に空間の一部を構成する「造作」へ広がります。
キッチンカウンターのフレーム
吊り棚・吊りラック☕
室内窓フレーム
階段手すり・アイアン格子
間仕切りパーテーション
つまり、家具単体より「空間をどう切るか」「どう見せるか」がニーズの中心になります。
アイアンオーダー家具業は“家具屋”というより、空間を線で設計する職人集団へと近づいていきます️✨
この流れを決定づけたのがSNSです。
インスタグラムなどで、アイアン家具のある空間が拡散されると、
「こんな家にしたい」「この雰囲気が好き」
という憧れが大量に生まれます✨
ここでニーズは“実物を見る”前に“イメージ”で形成されるようになります。
このカフェの棚みたいにしたい
この投稿のテーブル脚が理想
この黒の質感が欲しい
写真から始まるオーダーが増え、制作側には「再現力」と「提案力」が求められるようになります✨
この時期、ニーズは素材のディテールへ向かいます。
同じ黒でも、テカりがあるか、マットか。
黒皮鉄の表情を残すのか、塗装で均一にするのか。
サビを出すのか、出さないのか。
仕上げが“世界観”を左右するからです。
黒皮鉄風にクリア仕上げ
焼付塗装で耐久性重視
マットブラックでミニマルに
古材×鉄でヴィンテージ感
こうした指定が増え、オーダーは“趣味の領域”へ深く入っていきます✨
皆さんこんにちは
株式会社荒木製作所の更新担当の中西です
~実用一点張りから「魅せる鉄」へ~
アイアンオーダーメイド家具業のニーズの変遷を語るとき、最初に見えてくるのは「鉄=頑丈で実用的」という価値観です✨。そもそも鉄は、日用品よりも先に“道具”や“設備”として社会に根付いてきました。工場の棚、作業台、什器、階段、手すり、門扉、柵……。ここには「とにかく壊れない」「重いものに耐える」「長く使える」という実用性のニーズがありました
しかし今、アイアン家具は「インテリアの主役」になっています️✨。その変化は突然ではなく、暮らしの価値観や住環境、働き方、SNS、素材感の流行、そして“個の時代”の到来とともに、ゆっくり積み重なってきたものです。ニーズの起点から「魅せる鉄」へ移行する序章を丁寧に追いかけます
アイアン家具の原点のニーズは明確です。「とにかく強い」✨。木や樹脂では歪む、たわむ、割れる、燃える…そんな場面で鉄は頼れる存在でした。
特に“業務用”の世界では、毎日使う・汚れる・ぶつける・重量物を置くという過酷な条件が当たり前。ここではデザインよりも耐久性が優先されます
厨房で使うラック
工場の工具台
倉庫の棚
店舗の什器️
こうした領域で、鉄製の家具・什器は「壊れない道具」として確固たるニーズを持ちました。
この時代のオーダーメイド要望は、サイズや耐荷重、用途の最適化が中心。「見た目」より「機能」です✅
暮らしの中に鉄が入り込む大きなきっかけは、住宅の洋風化やインテリアの多様化です。
床座中心の生活から椅子・テーブル中心へ、和室中心からLDKへ、造作家具やキッチンの意匠へのこだわりへ…。住まいが“選ぶもの”になった時、素材の選択肢として鉄が浮上します✨
特に木だけでは出せない「線の細さ」「シャープさ」「無機質の美しさ」が、空間に緊張感と洗練をもたらします
たとえば、アイアン脚のテーブルは、天板の木目を引き立てる名脇役。アイアンの棚受けは、壁をギャラリーのように見せる。鉄のフレームは空間を“締める”働きをします✨
ここでニーズは少し変化します。
「強いから鉄」➡️「空間をかっこよくしたいから鉄」へ
カフェやセレクトショップ、美容室など、店舗の世界では「雰囲気=価値」になっていきます。
木×鉄、黒皮鉄、古材、モルタル、レンガ…。こうした素材の組み合わせが“世界観”を作り、写真映えやブランドの個性に直結します✨
その結果、什器のニーズは「置ければいい」から「世界観を表現したい」に変わります。
レジカウンターの脚をアイアンで造作
ハンガーラックを黒皮鉄で制作
飾り棚をフレームで構成️
看板フレームやディスプレイ台も鉄で統一
この時期、アイアンオーダー家具業は“機能屋”から“空間演出のパートナー”へと役割を広げていきました✨
オーダー家具のニーズが生まれる理由はシンプルです。既製品では合わないから。
でも、それは単に「サイズが違う」という話だけではありません。
この壁の幅ぴったりに棚を入れたい
置きたい物の高さに合わせたい
配線やコンセント位置を避けたい
掃除ロボが通れる高さにしたい
子どもが触っても安全な角丸にしたい
店の動線に合う形にしたい
暮らしが多様化するほど、“ぴったり”の価値が上がります✨
この「合わせる技術」において、鉄は加工自由度が高く、溶接・曲げ・穴あけ・塗装などで形を自在に作れます️
ここでニーズは「強い」だけではなく、「自由に設計できる」ことへと広がっていきます✨
ニーズの変遷の第一段階をまとめると、アイアン家具は
✅耐久性の道具
✅空間演出の素材
という二つの顔を持つようになった時期です。
この土台があるからこそ、次の時代に「SNS」「DIY」「ミニマル」「サステナブル」「一点もの」へと爆発的にニーズが拡張していきます✨