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月別アーカイブ: 2026年1月

荒木製作所NEWS~15~

皆さんこんにちは

株式会社荒木製作所の更新担当の中西です

 

~“かっこいい”だけじゃない~

 

インダストリアルブームで「見た目」の需要が増えた後、次に大きく変わったのが“生活の課題”から生まれるニーズです。
特に在宅ワークの普及や住まいのコンパクト化で、家具は単なるインテリアではなく「仕事道具」「収納装置」「動線の設計要素」になっていきます

1. デスク需要が爆発し、オーダーが増える

在宅で仕事をする人が増えると、既製品のデスクでは満足できないケースが増えます。

  • 部屋が狭くて置けない

  • 配線がごちゃつく

  • モニターを置くとたわむ

  • 高さが合わない
    こうした問題が噴出します

ここでアイアンオーダーデスクのニーズが強くなります。
鉄フレームは剛性が高く、天板を大きくしても安定しやすい。脚を細くして空間を広く見せられる。モニターアームにも耐えやすい。
“仕事を支える家具”として価値が増えたのです✨


2. 「収納×見せる」の二段構えニーズ️

在宅時間が増えると、物が増えます。資料、ガジェット、プリンター、生活用品…。
そこで求められるのが、収納とインテリアを両立した家具です。

  • アイアンフレーム+可動棚

  • 見せる棚+隠す収納の組み合わせ

  • デスク一体型シェルフ

  • 壁面収納の造作
    こうした要望が増え、家具は“空間のシステム”になります✨

オーダーでは「置くもの」が明確なので、
「この高さにこの箱を入れたい」
「プリンターが出し入れできるスライド棚が欲しい」
など、具体的な使用シーンが設計に直結します


3. 配線ニーズが一気に重要化⚡

現代の暮らしは電源だらけです。
PC、スマホ、タブレット、Wi-Fi、ゲーム、スピーカー、照明…。
デザインが良くても配線が乱れると一気に生活感が出ます

そこでオーダー家具に求められるのが、

  • ケーブル穴

  • 配線トレー

  • 電源タップ収納

  • ルーター置き場

  • コンセント位置を避けた設計
    といった“配線設計”です✨

アイアンフレームは配線を沿わせやすく、パーツ追加もしやすいので、ここで強みを発揮します️


4. 「可変性」ニーズ:暮らしは変わる

家族構成や働き方は変わります。
子どもが増える、部屋の使い方が変わる、引っ越す…。
そのため、家具に求められるのは固定ではなく“変えられること”になります。

  • 棚板を交換できる

  • 位置を変えられる

  • 分割できる

  • 拡張できる
    オーダー家具でも、未来を見据えた可変設計が求められるようになります✨


5. 安全性・メンテ性への目線も上がる

生活に密着するほど、見た目以外の要素が大切になります。

  • 角が危ない

  • サビが出ないようにしたい

  • 掃除しやすくしたい

  • 床を傷つけないようにしたい
    こうした“暮らしのリアル”がニーズになります

オーダーでは、角の丸み、足先のアジャスター、塗装の耐久性、クリア仕上げの選択など、細部で満足度が決まります✨

荒木製作所NEWS~14~

皆さんこんにちは

株式会社荒木製作所の更新担当の中西です

 

~“無骨さ”が価値になった瞬間~

 

アイアンオーダーメイド家具のニーズが大きく跳ねた時期があります。それが、インダストリアル(工業系)テイストの流行と、DIY文化の広がりです️✨
「工場っぽい」「無骨」「素材感」「古材と黒の組み合わせ」――こうした要素が“かっこいい”として支持され、鉄の存在感が一気にインテリアの中心へ近づきました。

1. “無骨さ”がインテリアの価値になった

以前は、生活感のある家具=木の温かみ、柔らかさが主流でした。そこに対して、

  • 鉄の冷たさ

  • マットな黒

  • 溶接痕の表情

  • 直線のフレーム
    が「男前」「ヴィンテージ」「かっこいい」と評価されるようになります✨

アイアン家具のニーズは、機能目的から“質感目的”へさらにシフトします。
「この線の細さが欲しい」「この鉄の表情が好き」
そんな“好みの指定”がオーダーで増えていきます


2. DIYの浸透が「鉄の可能性」を可視化した

DIYが広がると、人々は家具を“買う”だけでなく“作る・カスタムする”ようになります✨
そこで登場するのが、アイアン脚、棚受け、フレームパーツ。
「木の板+アイアン脚」で簡単にテーブルが作れると分かると、鉄は一気に身近になります。

ただ、DIYは万能ではありません。

  • 溶接できない

  • 強度計算が難しい

  • 直角精度が出ない

  • 塗装が剥がれやすい
    こうした壁にぶつかったとき、人々は“プロのオーダー”へ流れてきます
    ここでニーズは「DIYの延長」になり、
    「自分の理想を形にしたいけど、鉄の加工だけプロに頼みたい」
    という注文が増えていきます


3. オーダー要望が“パーツ”から“空間設計”へ広がる

DIY・インダストリアル人気の流れの中で、注文内容も変わります。
最初は棚受けや脚だけだったものが、次第に空間の一部を構成する「造作」へ広がります。

  • キッチンカウンターのフレーム

  • 吊り棚・吊りラック☕

  • 室内窓フレーム

  • 階段手すり・アイアン格子

  • 間仕切りパーテーション

つまり、家具単体より「空間をどう切るか」「どう見せるか」がニーズの中心になります。
アイアンオーダー家具業は“家具屋”というより、空間を線で設計する職人集団へと近づいていきます️✨


4. SNS時代の到来で「写真映え」がニーズを加速✨

この流れを決定づけたのがSNSです。
インスタグラムなどで、アイアン家具のある空間が拡散されると、
「こんな家にしたい」「この雰囲気が好き」
という憧れが大量に生まれます✨

ここでニーズは“実物を見る”前に“イメージ”で形成されるようになります。

  • このカフェの棚みたいにしたい

  • この投稿のテーブル脚が理想

  • この黒の質感が欲しい
    写真から始まるオーダーが増え、制作側には「再現力」と「提案力」が求められるようになります✨


5. 素材指定が細かくなる:黒皮鉄・焼付塗装・マットブラック

この時期、ニーズは素材のディテールへ向かいます。
同じ黒でも、テカりがあるか、マットか。
黒皮鉄の表情を残すのか、塗装で均一にするのか。
サビを出すのか、出さないのか。
仕上げが“世界観”を左右するからです。

  • 黒皮鉄風にクリア仕上げ

  • 焼付塗装で耐久性重視

  • マットブラックでミニマルに

  • 古材×鉄でヴィンテージ感
    こうした指定が増え、オーダーは“趣味の領域”へ深く入っていきます✨

 

荒木製作所NEWS~13~

皆さんこんにちは

株式会社荒木製作所の更新担当の中西です

 

~実用一点張りから「魅せる鉄」へ~

 

アイアンオーダーメイド家具業のニーズの変遷を語るとき、最初に見えてくるのは「鉄=頑丈で実用的」という価値観です✨。そもそも鉄は、日用品よりも先に“道具”や“設備”として社会に根付いてきました。工場の棚、作業台、什器、階段、手すり、門扉、柵……。ここには「とにかく壊れない」「重いものに耐える」「長く使える」という実用性のニーズがありました

しかし今、アイアン家具は「インテリアの主役」になっています️✨。その変化は突然ではなく、暮らしの価値観や住環境、働き方、SNS、素材感の流行、そして“個の時代”の到来とともに、ゆっくり積み重なってきたものです。ニーズの起点から「魅せる鉄」へ移行する序章を丁寧に追いかけます


1. 「丈夫で長持ち」が第一の時代

アイアン家具の原点のニーズは明確です。「とにかく強い」✨。木や樹脂では歪む、たわむ、割れる、燃える…そんな場面で鉄は頼れる存在でした。
特に“業務用”の世界では、毎日使う・汚れる・ぶつける・重量物を置くという過酷な条件が当たり前。ここではデザインよりも耐久性が優先されます

  • 厨房で使うラック

  • 工場の工具台

  • 倉庫の棚

  • 店舗の什器️

こうした領域で、鉄製の家具・什器は「壊れない道具」として確固たるニーズを持ちました。
この時代のオーダーメイド要望は、サイズや耐荷重、用途の最適化が中心。「見た目」より「機能」です✅


2. 住宅の洋風化が「インテリア素材としての鉄」を呼んだ✨

暮らしの中に鉄が入り込む大きなきっかけは、住宅の洋風化やインテリアの多様化です。
床座中心の生活から椅子・テーブル中心へ、和室中心からLDKへ、造作家具やキッチンの意匠へのこだわりへ…。住まいが“選ぶもの”になった時、素材の選択肢として鉄が浮上します✨

特に木だけでは出せない「線の細さ」「シャープさ」「無機質の美しさ」が、空間に緊張感と洗練をもたらします
たとえば、アイアン脚のテーブルは、天板の木目を引き立てる名脇役。アイアンの棚受けは、壁をギャラリーのように見せる。鉄のフレームは空間を“締める”働きをします✨

ここでニーズは少し変化します。
「強いから鉄」➡️「空間をかっこよくしたいから鉄」へ


3. カフェ文化とショップ什器が“雰囲気づくり”を加速☕️

カフェやセレクトショップ、美容室など、店舗の世界では「雰囲気=価値」になっていきます。
木×鉄、黒皮鉄、古材、モルタル、レンガ…。こうした素材の組み合わせが“世界観”を作り、写真映えやブランドの個性に直結します✨

その結果、什器のニーズは「置ければいい」から「世界観を表現したい」に変わります。

  • レジカウンターの脚をアイアンで造作

  • ハンガーラックを黒皮鉄で制作

  • 飾り棚をフレームで構成️

  • 看板フレームやディスプレイ台も鉄で統一

この時期、アイアンオーダー家具業は“機能屋”から“空間演出のパートナー”へと役割を広げていきました✨


4. 「既製品では合わない」から始まるオーダーの本質

オーダー家具のニーズが生まれる理由はシンプルです。既製品では合わないから。
でも、それは単に「サイズが違う」という話だけではありません。

  • この壁の幅ぴったりに棚を入れたい

  • 置きたい物の高さに合わせたい

  • 配線やコンセント位置を避けたい

  • 掃除ロボが通れる高さにしたい

  • 子どもが触っても安全な角丸にしたい

  • 店の動線に合う形にしたい

暮らしが多様化するほど、“ぴったり”の価値が上がります✨
この「合わせる技術」において、鉄は加工自由度が高く、溶接・曲げ・穴あけ・塗装などで形を自在に作れます️

ここでニーズは「強い」だけではなく、「自由に設計できる」ことへと広がっていきます✨


5. この時代のキーワードは「実用」と「雰囲気」の二刀流⚔️

ニーズの変遷の第一段階をまとめると、アイアン家具は
✅耐久性の道具
✅空間演出の素材
という二つの顔を持つようになった時期です。

この土台があるからこそ、次の時代に「SNS」「DIY」「ミニマル」「サステナブル」「一点もの」へと爆発的にニーズが拡張していきます✨